伊衣子の日記

日々感じたこと、思ったことを書くなどします。人間的に成長したいな。

話すこと聞くこと

この一年で人と話すのがますます苦手になりそうでちょっと不安だったりしています。人と話さなすぎる。友達欲しいよ!!(切実)開講したらできるかな。できて欲しいな。同校の人見ないけどいるんかな。


人と話していないからこそ、人と会話することを考えたりしています。というのも、中学時代の友達と電車に乗るようになったから。彼女がエスコートしてくれるお陰で朝混んでても座れてる。ありがとう。中学時代、一緒に通学してくれた人で、絶対に車道側を歩いてくれた人で(ふらふら歩くから心配だったらしい)めちゃめちゃ面白い。絶対母校の人と話が合う。帰国子女なのでフランクでノリが海外みたい。中学の時は毎日万葉集の恋の歌(百人一首で無双していたタイプ)とか、在原業平がかっこいいだとかを話してくれたんだけど、今やガッチガチの理系(本当に凄い)でイグノーベル賞の面白い話をしてくれます。たまごっちの発案者の人も受賞してるらしい。めちゃめちゃ面白い。大好き。何なら彼女に会うために電車に乗ってる節がある。


彼女は話すのがとても上手で、引き込まれる。彼女自身も話題が面白いのは勿論なんだけど、話す順というか話題の進み方がナチュラルで分かりやすい。彼女の専門の話でも文系の私が分かるくらい。私が分かってなかったらちゃんと補完してくれるし。会話の割合としては、8:2くらい彼女が話して私が相槌だとか感想を入れる感じ。側から見ると私が話を聞いているばかりに見えるかもしれないけど、中学の時から私たちの会話はこのスタイルが1番居心地がいい。(彼女を例えるならば日本史の某大先生みたいな感じ。劇場。)


私は、高校に入ってからは多少マシになってきたけど、今でも誰かと一対一で話すことは、相手が積極的に話をリードしてくれないと会話が無くなるくらいには苦手。2人で遊ぶとかは凄くハードルが高い。(単に相手がいなくて慣れてないってのが大きいけど)何かの話題について話すことは出来るんだけど、自分から話題を振ることが極端に苦手。死ぬ気でその時の話題を引き伸ばそうとする。自分が話したくないがために、大体相手のことについての話題を振るんだけど、(相手に話してほしいから)相手も私と同じタイプだったら完全に詰んじゃう。磁石の反発みたいな感じ。もし、そういう相手であったら、勿論私も努力して歩み寄ろうとはするんだけど、やっぱりこの年まで苦手なことは中々大変で、そう長くは続かない。(一芸に秀でた人になりたくて挫折した今と同じ)実際にそのことで悩んで自滅して疎遠になってしまった人もいる。


どうしたら上手に話せるようになるだろうか。私の場合はやっぱり論理立てて話すことが苦手なんだと思う。探究のテストでもいつも論理的思考力の部分が圧倒的に悪い。よくあるのは主語を提示しているつもりでも心の中で言ってるだけだったり、文でもそうだけど倒置をしすぎてしまう。


何でかなと考えてみると、私は事前に話すことを準備していることに気がつきました。

高校でもどんな時でも基本的にその日に起きそうなことを想像して、その時こう話そう、こう切り返そうって定型文を用意している。(大体行き帰り、自転車を漕ぎながら)授業の予習みたいに。だから予想通りのことが起きたら、それなりに対処することができるけど、突然のことにすごく弱い。ある程度持っている定型文にその時その時に合う言葉を反射的に付け足していくから倒置文みたいになっちゃう。用意した言葉はそれなりに端的で伝わりやすくしようと努力したものだけれど、咄嗟に出るものはそうはいかない。だから相手に思っていたニュアンスが伝わらなくて微妙な空気になっちゃう。多分それが怖い。(家ではベラベラ話してるのに)


自分から話題を振ることができないのもきっと同じことで。振った話題が上手くいかないときに自分で責任を持てない。怖い。だから相手に任せた受身になってしまう。人を遊びに誘えないのも他人の1日をもらって良かったと思わせるほどの自信がないから。


もうこの年齢になって苦手なことを得意にすることはめちゃめちゃに難しいと思うから、(去年はこれで苦しめられた)話すことが苦手な自分を受け入れつつある。改善することを諦めてはダメだけど、違った手段で会話を成立させよう。聞くことだ!!!


『会話はキャッチボールだ』という例えはよく用いられるものだけれど、私が投げるボールは真っ直ぐに飛ばないし、たまにバスケのボールだったりする。受け手からしたらおいおいって思うだろうし、きっと突然でびっくりする。だから完全に受け手、聞く役のプロになろう!(過激)


聞くのが上手な人はどんな人か考えてみると、『共感力の高い人』『ツッコミが秀逸な人』と分類できるんじゃないかな。


①共感力の高い人

「恋人(女性)はアドバイスを求めてるんじゃなくて、聞いて欲しいだけなの!!」みたいな感じ。相手の話に真摯に耳を傾ける。相手を否定せずに話しやすいように場を整える。


②ツッコミが秀逸な人

お笑い芸人のツッコミ的な。相手の発言を素早く解釈して、違った角度から相手の話を肯定する。頭の回転が速い。


私が思ったのは①はバレーボールのリベロで、②は野球の打者、ホームラン王。①では相手の話をしっかり拾って絶対に滑らせない。(大事)②は話を盛り上げる。話題をもっと展開させる。


人によって①が好みか②が好みか異なるだろうから、どちらとも、ある程度の技術を身につけつつ、相手の反応を見て選べると1番いいと思う。(理想)そして、ただ聞くだけじゃなくて、相手を慮った返答をできるようになりたいな。


私は友達みたいに鋭いストレートもカーブも投げることはできない。だけど、だからこそ何かコミュニケーションの中で私らしく活きるスキルを身につけたいなと思います。

脳を働かせて会話をしていきたい。

おわり。